MT4/MT5の魅力と国内FX会社を選ぶポイント

FX取引を始めるにあたり、どの取引ツールを選ぶかは非常に重要な要素です。中でも「MetaTrader 4 (MT4)」と「MetaTrader 5 (MT5)」は、世界中のトレーダーから絶大な支持を集める高機能取引プラットフォームであり、その魅力は計り知れません。

この記事では、MT4/MT5がなぜ多くのトレーダーに選ばれるのか、その「魅力」を深掘りするとともに、これらのプラットフォームを快適に利用できる「国内FX会社を選ぶ際のポイント」を詳しく解説していきます。あなたのFX取引をより戦略的で効率的なものにするためのヒントが、きっと見つかるはずです。

1. MT4/MT5の圧倒的な魅力:なぜ世界中で選ばれるのか?

MT4とMT5は、ロシアのMetaQuotes Software社が開発した取引プラットフォームです。FX取引ツールとしては事実上の世界標準となっており、その普及率は非常に高く、多くの証券会社やFX会社がこれらを自社のサービスとして提供しています。

1.1. 高機能なチャート分析ツール

MT4/MT5の最大の魅力の一つは、その圧倒的なチャート分析機能です。

  • 豊富なテクニカル指標: 移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンドなど、30種類以上の標準テクニカル指標が内蔵されており、市場のトレンドや勢いを多角的に分析できます。さらに、MT4では数千種類、MT5では数百種類にも及ぶカスタムインジケーター(後述)を導入することも可能です。
  • 多様な時間足: 1分足、5分足、15分足、1時間足、日足、週足、月足など、多様な時間足に対応しており、短期から長期まであらゆる時間軸での分析が可能です。MT5では、MT4にはないより細かい時間足(例:2分足、3時間足など)も利用できます。
  • 描画ツール: トレンドライン、水平線、垂直線、フィボナッチリトレースメント、各種図形など、チャートに直接書き込んで分析を行うための描画ツールも充実しています。
  • マルチタイムフレーム分析: 複数の時間軸のチャートを同時に表示し、それぞれのチャートの動きを比較しながら分析する「マルチタイムフレーム分析」も容易に行えます。

これらの機能を組み合わせることで、トレーダーは自身の戦略に基づいた緻密な分析を行い、より精度の高い取引判断を下すことができます。

1.2. 自動売買(EA)の実現とバックテスト機能

MT4/MT5のもう一つの画期的な特徴は、自動売買(Expert Advisor; EA)を導入できる点です。

  • EAとは: EAは、あらかじめ設定された売買ルールに基づいて自動的に取引を実行するプログラムです。プログラミングの知識があれば自身で作成することもできますが、多くのEAがインターネット上で無料または有料で配布されており、簡単に導入することが可能です。
  • プログラミング言語: MT4は「MQL4」、MT5は「MQL5」というプログラミング言語を使用します。MQL5はMQL4の上位互換であり、より高度な機能や高速な処理が可能です。
  • バックテスト機能: 過去の相場データを用いてEAの性能を検証する「バックテスト機能」が搭載されています。これにより、EAが実際にどれくらいの収益を上げられるのか、どのようなリスクがあるのかを事前に把握し、EAの最適化や選択に役立てることができます。
  • 最適化機能: バックテストの結果をもとに、EAのパラメータを調整し、より高い収益性や低いリスクを目指す「最適化機能」も利用できます。

EAを利用することで、感情に左右されない一貫した取引が可能になり、日中仕事でチャートを見られない人でも、24時間市場のチャンスを逃さずに取引を行うことができます。

1.3. 豊富なカスタムインジケーターとEA

MT4/MT5のコミュニティは非常に活発で、世界中のトレーダーやプログラマーによって、数多くのカスタムインジケーターやEAが開発・公開されています。

  • 多様な戦略の実現: 標準のテクニカル指標だけでは物足りないと感じるトレーダーも、カスタムインジケーターを導入することで、より独自の分析手法や戦略をチャートに反映させることができます。
  • EAの選択肢の広さ: さまざまなタイプのEAが存在するため、自身の取引スタイルやリスク許容度に合ったものを選ぶことができます。スキャルピング、デイトレード、スイングトレードなど、幅広い戦略に対応したEAが見つかります。
  • 情報共有とサポート: 専用のフォーラムやコミュニティを通じて、他のトレーダーと情報交換を行ったり、困ったときに質問したりすることも可能です。これにより、MT4/MT5やEAの活用に関する知識を深めることができます。

1.4. シンプルな操作性と高い安定性

MT4/MT5は多機能であるにもかかわらず、直感的に操作できるシンプルなインターフェースを持っています。

  • 初心者にも優しい: 基本的な取引操作やチャート表示は、FX取引が初めての初心者でも比較的簡単に習得できます。
  • 高い安定性: 長年の運用実績があり、サーバーの安定性も高く評価されています。これにより、重要な局面での取引チャンスを逃すことなく、スムーズな取引が可能です。
  • マルチデバイス対応: PC(Windows/Mac)、スマートフォン(iOS/Android)、タブレットなど、様々なデバイスに対応しているため、場所を選ばずに取引を行うことができます。

これらの魅力により、MT4/MT5は裁量取引を行うトレーダーから、自動売買を駆使するシステムトレーダーまで、あらゆるレベルのトレーダーに最適なプラットフォームとなっています。

2. 国内FX会社を選ぶ際のポイント:MT4/MT5を最大限に活かすために

MT4/MT5を利用したい場合、MT4/MT5に対応している国内FX会社を選ぶ必要があります。しかし、単に「対応している」というだけでなく、自身の取引スタイルや目的、重視する点に合わせて、最適なFX会社を選ぶことが重要です。ここでは、国内FX会社を選ぶ際の主要なポイントを解説します。

2.1. MT4/MT5の利用環境

最も基本的なことですが、FX会社が提供するMT4/MT5の環境が自身のニーズに合っているかを確認しましょう。

  • MT4とMT5のどちらを提供しているか: 多くの会社はMT4を提供していますが、MT5に対応している会社はまだ限られています。MT5はMT4よりも新しいプラットフォームであり、より多くの時間足、より高速なバックテスト、多様な銘柄への対応(CFDなど)といったメリットがあります。将来的な拡張性や、より高度な機能を使いたい場合はMT5対応の会社を検討しましょう。
  • 動作の安定性: 口座開設前にデモ口座などを利用し、MT4/MT5の動作が安定しているか、フリーズや遅延がないかを確認することをおすすめします。特に、EAを利用する場合は、安定性が非常に重要になります。
  • 対応デバイス: PCだけでなく、スマートフォンやタブレットでの取引も頻繁に行う場合は、それぞれのデバイスに対応したアプリが提供されているか、またその使いやすさも確認しましょう。
  • MT4/MT5以外の独自ツール: MT4/MT5以外にも、FX会社独自の取引ツールや情報ツールを提供している場合があります。これらが自身の取引に役立つものであれば、プラス評価となります。

2.2. スプレッドと取引コスト

FX取引において、スプレッドは実質的な取引コストとなるため、非常に重要な要素です。

  • 業界最狭水準のスプレッド: 特に主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルなど)において、常に安定して狭いスプレッドを提供しているかを確認しましょう。スキャルピングなど、短期間に多数の取引を行うスタイルでは、わずかなスプレッドの差が大きなコスト差となります。
  • 原則固定スプレッドの安定性: 「原則固定」と謳っていても、経済指標発表時や市場の流動性が低い時間帯にはスプレッドが拡大することがあります。実際に利用しているトレーダーのレビューなどを参考に、そうした状況下でのスプレッドの安定性も確認できると良いでしょう。
  • 取引手数料: MT4/MT5を利用する上で、取引手数料が別途発生する会社は稀ですが、念のため確認しておきましょう。

2.3. 約定力と約定拒否の有無

注文が滑らず、希望通りの価格で約定する「約定力」は、特に自動売買を行うトレーダーにとって極めて重要です。

  • 約定スピード: 注文が発注されてから約定するまでのスピードが速いか。遅延はスリッページの原因になります。
  • 約定率: 注文が拒否されることなく、どれくらいの確率で約定するか。特にEAを使う場合、約定拒否は大きな機会損失につながります。
  • スリッページ: 注文した価格と実際に約定した価格の間に発生するズレ(スリッページ)の許容範囲や、その発生頻度を確認しましょう。

FX会社の約定力については、公式情報だけでなく、実際にその会社を利用しているトレーダーの口コミや評判を参考にすることが有効です。

2.4. 提供通貨ペアと銘柄

自身の取引したい通貨ペアや銘柄が豊富に提供されているかを確認しましょう。

  • 主要通貨ペアの充実: ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、ユーロ/ドルなど、主要な通貨ペアはもちろんのこと、トルコリラ/円、南アフリカランド/円といった高金利通貨ペアなど、自身の興味のある通貨ペアがあるか。
  • CFD取引の有無: MT5では、FX通貨ペアだけでなく、株価指数(日経平均、NYダウなど)、商品(金、原油など)といったCFD(差金決済取引)も取引できる場合があります。FXだけでなく多様な市場にアクセスしたい場合は、CFD取引の提供有無も重要なポイントです。

2.5. サポート体制

取引中にトラブルが発生したり、不明な点があったりした場合に、迅速かつ的確なサポートを受けられるかは非常に重要です。

  • 日本語サポートの充実: 日本語での問い合わせに対応しているか、メール、電話、チャットなど、複数の問い合わせ方法があるか。
  • サポート時間: 24時間対応しているか、あるいは自身の取引時間帯にサポートが利用できるか。
  • FAQやヘルプページの充実: よくある質問や操作マニュアルが分かりやすく整備されているか。

2.6. 口座開設のしやすさとキャンペーン

  • 口座開設の手軽さ: オンラインで簡単に口座開設ができるか、必要書類は何か、審査期間はどれくらいかなどを確認しましょう。
  • キャンペーン: 新規口座開設キャンペーンや取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンなどを実施している会社もあります。これらを活用することで、お得に取引を始めることができますが、キャンペーンの条件(最低取引量など)をよく確認することが重要です。キャンペーンだけで会社を選ぶのではなく、他の要素とのバランスを考慮しましょう。

2.7. 信頼性と安全性

金融機関として最も重要である「信頼性」と「安全性」も忘れてはなりません。

  • 金融庁への登録: 日本の金融庁に登録されているFX会社であるかを確認しましょう。金融庁に登録されている会社は、日本の法律に基づき厳しく規制されており、顧客資金の分別管理などが義務付けられています。
  • 信託保全: 顧客の資産をFX会社の資産とは別に管理する「信託保全」が実施されているかを確認しましょう。これにより、万が一FX会社が破綻した場合でも、顧客の資産が守られます。

まとめ:自分に最適なMT4/MT5環境を見つけよう

MT4/MT5は、その高機能なチャート分析、自動売買機能、そして豊富なカスタムツールの存在により、トレーダーに無限の可能性をもたらすプラットフォームです。これらのツールを最大限に活用し、自身のFX取引を成功に導くためには、提供しているFX会社の選び方もまた重要です。

今回ご紹介した「MT4/MT5の利用環境」「スプレッドと取引コスト」「約定力」「提供通貨ペア」「サポート体制」「信頼性」といったポイントを総合的に考慮し、自身の取引スタイルや目的に合致した国内FX会社を見つけることが、FX取引成功への第一歩となるでしょう。

まずはデモ口座などを活用して、複数のFX会社のMT4/MT5環境を実際に試してみることを強くお勧めします。あなたにとって最高の取引パートナーとなるFX会社を見つけ、MT4/MT5の魅力を存分に引き出して、より戦略的で効率的なFX取引を実現してください。

国内FX会社 各社の特徴(OANDA、楽天MT4、FXTF、フィリップ証券)

MT4/MT5は多くのFX会社で利用できますが、各社によって提供されるサービス内容や強みが異なります。ここでは、OANDA、楽天MT4、FXTF、フィリップ証券の4社に焦点を当て、それぞれの特徴を比較します。

1. OANDA証券

OANDA(オアンダ)証券は、世界的に有名なFXブローカーであり、特にMT4/MT5の提供に力を入れていることで知られています。

  • MT4/MT5への注力: MT4とMT5の両方を提供しており、特にMT5は64ビット対応で動作が軽快。チャートの時間足も豊富で、バックテストの精度や所要時間も改善されています。
  • OANDA独自のツール・インジケーター: OANDA独自のオーダーブック(未約定の注文や未決済のポジション情報)を表示できるインジケーターなど、OANDA Labで開発された高機能なオリジナルツールを豊富に提供しています。これらは、市場の動向をより深く分析するのに役立ちます。
  • スプレッド: 比較的狭いスプレッドを提供しており、安定性にも定評があります。
  • CFD取引: FXだけでなく、株価指数CFDや商品CFDもMT4/MT5で取引可能です。
  • 情報提供: 豊富なマーケット情報や教育コンテンツを提供しており、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに役立つ情報源となっています。

特徴まとめ: MT4/MT5を最大限に活用したいトレーダー、特に独自の分析ツールや豊富な情報源を求めるトレーダーにおすすめです。

OANDA証券 MT4 OANDA証券 MT4

2. 楽天MT4(楽天証券)

楽天証券が提供する「楽天MT4」は、大手証券会社としての信頼感と、楽天グループの強みを活かしたサービスが特徴です。

  • 信頼と実績: 楽天グループという大手金融機関の傘下であるため、安心して取引できる点が大きな魅力です。
  • MT4に特化: MT4を提供しており、自動売買(EA)やバックテスト機能、多彩なテクニカル指標など、MT4の基本的な機能を網羅しています。
  • 取引手数料無料・原則固定スプレッド: 取引手数料は無料で、主要通貨ペアのスプレッドは原則固定(例外あり)で提供されています。
  • 楽天経済圏との連携: 楽天ポイントとの連携など、楽天グループのサービスを利用している方にはメリットが大きいでしょう。投資を通じてポイントを貯めたり、貯めたポイントを投資に回したりすることも可能です。
  • CFD取引(楽天MT4CFD): FXだけでなく、株価指数CFDや商品CFDもMT4で取引できます。ただし、楽天証券が提供する「楽天CFD」とは取引銘柄数や取引ツール、証拠金管理の仕組みが異なる点に注意が必要です。

特徴まとめ: 大手証券会社の安心感と、楽天ポイントとの連携を重視するトレーダー、MT4の基本的な機能を安定して利用したいトレーダーにおすすめです。

 

3. FXTF(FXトレード・フィナンシャル)

FXTFは、MT4の提供に力を入れてきたFX会社の一つです。

  • MT4に強み: 長年にわたりMT4の提供に注力しており、MT4ユーザーからは高い評価を得ています。
  • 独自のインジケーターやツール: 過去にはFXTF独自のMT4用インジケーターなどを提供していた時期もあり、MT4のカスタマイズ性を重視するユーザーにとって魅力的な存在でした。
  • 安定した取引環境: 安定した取引環境を提供することに努めており、EA運用にも適しているとされています。
  • スプレッド: 競争力のあるスプレッドを提供しています。

特徴まとめ: MT4での安定した取引環境と、MT4のカスタマイズ性を重視するトレーダーにおすすめです。

ゴールデンウェイ・ジャパン ゴールデンウェイ・ジャパン

4. フィリップ証券

フィリップ証券は、シンガポールに本社を置くフィリップ証券グループの一員であり、日本国内でもMT5の提供に力を入れています。

  • MT5に注力: 国内FX会社の中では比較的早期からMT5の提供に力を入れており、MT5の利用を検討しているトレーダーにとって選択肢となります。
  • MT5のメリットを享受: MT5の持つ高速な動作、豊富な時間足、強化されたバックテスト機能などを利用できます。
  • FXとCFDの取引: MT5を通じてFXだけでなく、株価指数CFDも取引可能です。ただし、FXとCFDはそれぞれ別の口座(アカウント)が必要となり、切り替えが必要となる場合があります。
  • サポート体制: 電話やビデオマニュアルなど、MT5の操作に関するサポートも提供しています。
  • オリジナルEAの提供: 無償提供のオリジナルEAがあり、ネットポジションの表示や一括決済、約定通知などが可能です。

特徴まとめ: MT5の最新機能や高速処理を体験したいトレーダー、FXとCFDをMT5で一元的に管理したいトレーダーにおすすめです。

フィリップ証券 フィリップ証券


これらの情報を参考に、ご自身の取引スタイルや重視するポイントに合ったFX会社を選んでみてください。口座開設前には、各社の最新情報やキャンペーン、デモ口座などを活用して、実際の取引環境を試してみることをお勧めします。

重要な注意点:

  • 以下の情報は、2025年7月時点での一般的な情報に基づいています。 各社のサービス内容は日々変動する可能性があるため、必ず公式ウェブサイトで最新の正確な情報をご確認ください。 特にスプレッドは市場状況や時間帯によって変動します。
  • 「約定力」は具体的な数値で測ることが難しく、ユーザーの体感や口コミによる評価が中心となります。
  • 「メリット・デメリット」は一般的な傾向であり、個人の取引スタイルや重視する点によって感じ方は異なります。

国内FX会社 MT4/MT5対応比較表(OANDA、楽天MT4、FXTF、フィリップ証券)

項目OANDA証券楽天MT4(楽天証券)FXTF(FXトレード・フィナンシャル)フィリップ証券
提供プラットフォームMT4, MT5MT4MT4MT5
EA(自動売買)可能(制限なし)可能(制限なし)可能(制限なし)可能(制限なし)
独自ツール・機能OANDA Lab製インジケーター(オーダーブックなど)豊富楽天ポイント連携MT4に特化したサポート、過去の独自インジケーター提供無償オリジナルEA提供、MT5専用情報ツールなど
スプレッド競争力のある狭い水準(変動あり)原則固定スプレッド(変動あり)、比較的狭い水準競争力のあるスプレッド(変動あり)標準的な水準(変動あり)
約定力高い評価(滑りにくい)安定していると評価比較的高いと評価安定していると評価
取扱通貨ペア数(FX)多数(20以上)20以上20以上20以上
CFD取引株価指数CFD, 商品CFD(MT4/MT5で取引可能)株価指数CFD, 商品CFD(楽天MT4CFDとして)なし(FXTF DXを除き)株価指数CFD(MT5でFXと併用可能だが口座切替の場合あり)
最小取引単位1000通貨(標準)1000通貨1000通貨1000通貨
証拠金維持率の管理ロスカット水準などが厳格一般的一般的一般的
サポート体制日本語(メール、チャット、電話※)日本語(電話、メール)日本語(電話、メール)日本語(電話、メール、ビデオマニュアル)
デモ口座ありありありあり
主なメリットMT4/MT5どちらも高機能独自の分析ツールが豊富スプレッド競争力と約定力FX以外のCFDも対応楽天グループの安心感楽天ポイント連携大手としての安定性MT4の基本機能充実MT4提供実績が豊富MT4の安定稼働に定評EA利用に最適との声競争力あるスプレッド国内でMT5に注力MT5の高速性・多機能性FXとCFDをMT5で取引無償EA提供あり
主なデメリット初心者には機能が多すぎると感じる場合もサポート時間が限定的な場合ありMT5は非対応独自ツールは限定的MT5は非対応CFD取引は別サービスMT4は非対応スプレッドが他社に劣る場合もFXとCFDで口座切り替えが必要な場合あり

Google スプレッドシートにエクスポート

【各項目の補足】

  • 提供プラットフォーム: 各社が主要に提供しているMT4またはMT5の種類を示します。
  • EA(自動売買): EAの利用が認められているかを示します。国内FX会社では原則としてEA利用は可能です。
  • 独自ツール・機能: 各社がMT4/MT5以外に提供している、またはMT4/MT5と連携して提供しているユニークな機能。
  • スプレッド: 一般的な評価や各社の公表値に基づきますが、市場状況により大きく変動します。
  • 約定力: トレーダーからの評価や市場の流動性に基づきます。
  • 取扱通貨ペア数: FXで取引できる通貨ペアの種類。
  • CFD取引: MT4/MT5でFXと同時にCFD銘柄(株価指数、商品など)も取引できるかを示します。
  • サポート体制: 主なサポートチャネルを示します。

まとめ:自分に合ったFX会社を見つけるために

この比較表は、各社の特徴を把握するための一助となりますが、最終的な判断はご自身の取引スタイルや重視するポイントによって異なります。

  • MT4/MT5をどちらに重点を置くか: 最新機能やCFD統合を求めるならMT5、安定性と豊富なEA・インジケーターを求めるならMT4が選択肢となります。
  • 取引コスト(スプレッド、約定力): スキャルピングなど頻繁な取引を行う場合は、スプレッドの狭さと約定力を重視しましょう。
  • 独自のツールや情報: 高度な分析ツールや情報提供を重視するなら、OANDAのような会社が魅力的です。
  • 安心感と他サービス連携: 楽天グループのサービスを頻繁に利用するなら楽天MT4が有利です。
  • サポート体制: FX初心者であれば、手厚い日本語サポートや分かりやすいマニュアルが提供されているかを確認しましょう。

最も重要なのは、実際にデモ口座を開設し、各社のMT4/MT5環境を試してみることです。 それにより、チャートの操作感、注文のレスポンス、スプレッドの体感などを比較し、ご自身にとって最も使いやすいと感じるFX会社を選ぶことが、FX取引を成功させるための第一歩となるでしょう。

 OANDA証券 MT4

ゴールデンウェイ・ジャパン フィリップ証券